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リッケンバッカー研究室
第四回:5弦、8弦、ダブルネック
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さて前回はリッケン・ベースのラインナップをご紹介しましたが今回はその後編です。5弦、8弦、ダブルネック・・・今では特に珍しくはありませんが・・・。
60年代のRICKENBACKERは特に奇抜なアイデアを商品化していました。12弦ギターに取り付けられたストリング・コンバーター(右図:副弦を引っかけて押さえ込み6弦ギターにしてしまう装置)やナット、フレットが右斜めに打ってあるスラント・フレット等(ネック・グリップを握り込む様なスタイルのコード等の時に弾きやすいとの事でしたが一般的には流通しなかったそうです)等々、過去の偉人達の奇抜なアイデアにはホント驚かされます。

【4005】
BODY:メイプル、NECK:メイプル/ウォルナット3P、指板:ローズウッド、フレット数:20、PU:トースター・トップ×2個、コントロール:2Vol、2Tone、PUセレクター、バランサー
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1965年ホロウ・ボディータイプの4005が発売されます。セミアコ・ギター360のラウンド・エッジ・ボディーを基本とし、それをベース用のサイズにしたボディーです。メイプルのホロウ・ボディーでバックにはチェッカー・バインディングが施されています。ネックはメイプルでウォルナットを挟み込んだ3P。更にヘッドはウォルナットのウイング(73年からはメイプルのウイング)が付いた5Pになっています。クラッシュ・パールのトライアングル・インレイでネックにもバインディングが施されています。Rのテイル・ピースが何とも遊び心をくすぐりますね。
【4005WB】
BODY:メイプル、NECK:メイプル/ウォルナット3P、指板:ローズウッド、フレット数:20、PU:トースター・トップ×2個、コントロール:2Vol、2Tone、PUセレクター、バランサー
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こちらはボディー・トップとバックの両方にバインディングが入った、ダブル・バインディング仕様。4005WBには基本的にチェッカー・バインディングは入りませんでした。4005同様にバランサーが付いており、これは二つのピックアップを全開で出力した際にどちらかのピックアップの出力を多めに出すことができます。これはリアピックアップにローカット・コンデンサーが入っているための出力の弱さを補う為と思われます。
【4005/8WB】
BODY:メイプル、NECK:メイプル/ウォルナット3P、ヘッド・ウイング:ウォルナット、指板:ローズウッド、フレット数:20、PU:トースター・トップ×2個、コントロール:2Vol、2Tone、PUセレクター、バランサー
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66年に登場した4005の8弦仕様です。ボディー・トップ、バック共にバインディングが施されています。特徴的なのはヘッドの何ともユニークな形状。実はコレ8個のペグが最小限のスペースで収まる要にデザインされているのです。しかも主弦のペグはベース用、副弦のペグはギター用が使われています。また、通常4005シリーズはリック・オー・サウンドとスタンダードの2つのアウトジャックが装備されていますが、このモデルはスタンダードのみのアウト・ジャックとなります。
こぼれ話
実は4005シリーズには4005/6や4005Lというモデルも存在していました。4005/6は文字どうり6弦BASSなのですが、ロングスケールのバリトーン・ベースなのです。4005Lはギターでは良く資料等でお目に掛かりますが、半透明のプラスチックのボディーの中にピカピカ光る発光体が内蔵されているライト・ショウと言われるモデル。一度は見てみたいものです。
【3000】
BODY:メイプル、NECK:メイプル、指板:ローズウッド、フレット数:21、PU:ハムキャンセル・ピックアップ、コントロール:1Vol、1Tone
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RICKENBACKER初となるショートスケール・ベース。71年に発売され、1Pメイプル・ネックのボルト・オン・ジョイント。指板はアフリカン・ローズウッド。21フレット仕様で、ポジション・マークはドットでした。ヘッドのデザインはギターと同様の仕様でした。
【4080/12】
BODY:メイプル、NECK:メイプル/ウォルナット3P(BASS部)、メイプル1P(GUITAR部)、フレット数:20(BASS),24(GUITAR)、PU:ハイ・ゲイン(フロント・リア、BASS,GUITAR共に)、コントロール:ネック・セレクター、PUセレクター、2Vol、2Tone、バランサー
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77年に発売された4弦BASSと12弦GUITARのダブルネック・モデル。ジョイントはボルト・オン仕様でした。もともとは75年に4弦BASSと6弦GUITAR(4080)、12弦と6弦GUITAR(326/12)の2種類のダブルネック・モデルが発売され、326/12はホロウ・ボディーにチェッカー・バインディング、キャッツ・アイ・サウンドホールという仕様でした。使いこなすのは難しそうですね。
いかがでしかか?リッケンバッカー研究室第四回目。次回もお楽しみに。
THE中古楽器屋  タカノ
 

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