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第六弾!理想のサウンドはこうして見つける!

アンプ漫遊記
第一弾 Marshall JCM800
第二弾 Marshall JCM900
第三弾 Fenderアンプの選び方
第四弾 MESA BOOGIEアンプ
第五弾 ギターアンプのスピーカー
第六弾 理想のサウンドはこうして見つける!


Photo : Kumi Noro

アーティストとして、また非常に信頼のおけるアンプ・エンジニアとして、当店も日頃お世話になっている秋間経夫氏。伝説的なバンド「Marchosias Vamp」を始め「AKIMA&NEOS」、現在は「Rama Amoeba」で精力的に活動。また同時にアンプエンジニアとしてメンテナンス、モデファイ、オリジナルアンプの製作も手がけています。プロフェッショナルなエンジニアとしての視点、またアーティストとしての視点で、アンプの調整をしてくれる頼もしいアンプ・マスターです。


Photo : Kumi Noro

普段様々なお客様の要望をお手伝いしている私自身も、お話を伺って改めて勉強をさせて頂きました。この場を借りてお礼申し上げたいと思います。この企画が「理想のサウンド」を追い求める全ての方の手助けになれば幸いです。それでは一緒に勉強していきましょう!

「その頃にポール・リベラと共同開発みたいなのもやってたんですよ。」

―今日は宜しくお願いします!!

秋間 : こちらこそ、宜しくお願いします。

―現在では、ご自身のオリジナル・アンプを製作している秋間さんですが、そもそもアンプの内部(回路)にまで興味を持つに至ったきっかけは、どんな感じだったのでしょう?

秋間 : アンプに関わらずだと思うんですが、そもそも最初にエレキギターを買った時…中学生の頃なんですけど、エレキギターってヴォリュームとかトーンって書いてあるじゃないですか。それでエレキギターにはジャックがあるじゃないですか? あそこにヘッドフォーンをさせば音が出ると思ってて(笑) エレキギターを買ってきて、ヘッドフォーンをさしても全然音が出なくて…愕然としちゃって(笑) それが結構ショックで。自分が無知だってことを思い知らされたんです。そこからですよね。あと元々中学生の頃とかオーディオ好きではあったんですよ。オーディオ・マニアだったから。そういうのもあって興味を持ち始めた感じですかね。

―実際にアンプの内部を開けられてというのも、その頃からなんですか?

秋間 : 最初はシールドが切れて直したりとか、あとエフェクターの中身を見てみたり…アンプよりもギターの改造の方が先だったかな? ピックアップをシングルだの、ハンバッキングだの交換してみたり。それで高校生の時に『ロッキンf』とかの音楽雑誌がちょうど創刊されたんですよ。’76年だから俺が高校一年生の頃かな? あれにエフェクターの製作記事や、作り方が載ってたりして。それでエフェクターを実際に作ったりしてましたね。電子関係の高校に通っていたというのも影響しているんじゃないかな。

―本格的にアンプ製作やメンテナンス/モディファイをされ始めたのは、いつぐらいなんですか?

秋間 : 大学生の頃には自分のアンプを作ってましたね。多少アマチュア的にですけど、持っているアンプの改造もしたりしてました。その後、大学を卒業して『神田商会』に入社して…その頃が一番本格的にやってましたね。MusicmanやMaxonのエフェクター、それからShureのマイクも。その辺のメンテを殆どやってました。あと、その頃にポール・リベラ ( 元Fender社のアンプ設計者、その後にオリジナルブランドRIVERAを創設 ) と共同開発みたいなのもやってたんですよ。アイディアを出し合って形にしていくみたいな感じで、面白かったですね。

―ポール・リヴェラさんですか・・凄いですね。どんな感じの人なんですか?

秋間 : なんか全然気のいい人でしたよ(笑)。

「みんな言うことは同じ。結局、ジャンルは関係ないんですよ。」

―オリジナルのアンプも出されていますが、どういった経緯で出される事になったのでしょうか?

秋間 : オリジナルのアンプに関しては、”よし、やろう!!”って始めたわけではないんで、正確にいつからかは分からないんですよね。最初は知り合いに頼まれたりとかだったんだけど。知り合いの紹介で、全然知らない人からも依頼が来るようになって、現在に至っている様な感じですね。ブランド名の『アキマ&ネオス』っていうのは当時の自分のバンド名から取ったものなんです。俺の中ではアンプで新しい音を作るのも、曲作りするのも同じ感覚だから、ブランド名もバンド名と同じにしたんです。バンドの方は今はラーマ・アメーバーになっちゃったから、アンプ・ブランドとして『アキマ&ネオス』が今残ってる感じなんですよね。

―色々なお客様からオーダーがあると思うのですが、ニーズというか傾向とかあるんでしょうか?

秋間 : あっ、それはですね。みんな言うことは同じ。結局、ジャンルは関係ないんですよ。だからギタリストがアンプに求めるものっていうのは、ほぼ全部同じ。音質的な部分…音の質感で言うと、やっぱみんな”抜けて聴こえる”そういう感じですね。それはジャズだろうが、ヘヴィ・メタルだろうが関係ない。いろんな人と音出しながら話しすると、全部同じ感じです。むしろジャンルの違いって言うのは、やはりギターの違いなんじゃないかな? 例えばジャズの人は箱物だったり、ヘヴィ・メタルの人はアームが付いててボディが尖がってるやつで(笑)。ピックアップの種類も違うじゃないですか。だからジャンルっていうのはアンプじゃなくてギターのテイストだと思う。アンプに求める部分のジャンルの違いはというとクランチの度合い。クランチの度合いが音楽性によって変わるだけ。でも質感って言うのは、みんな同じだった。それは凄い興味深かったですよ。

それから、ミッド・レンジがある音のニーズもありますね。ミッド・レンジが無いドンシャリ的な音でOKだと思っている人でも、アンサンブルになると音が前に出てこないと悩んで俺のところに来る。”こういう音を出したい”という海外のアーティストなんかのCDを持ってきて、聴いてみると実際は意外にもドンシャリじゃないんですよ。ドンシャリに聴こえるけど結構、中域があるんですよね、実は。それで調整してアンプで鳴らすと「あっ、これですっ」(笑)って感じになるのが多いかな。

―面白いですね。求めている質感というかトーンというのは一緒で、違うのは歪の度合いという・・

秋間 : あとは微妙にアメリカ傾向、イギリス傾向っていうのはあって…何かもう質感なんですかね。アンプの違いって言うか、むしろスピーカーの違いかも知れない。アメリカンな人はジェンセン系、ブリティッシュな人はセレッション系を。イギリス系は綺麗な音が好みで、アメリカ系はちょっとワイルドな印象かな。

「フェンダーの古いツィード期のものがありますよね。あれはマーシャルとそんなに違わない。」

―秋間さんは色々なアンプを実際ご覧になって来られたと思うのですが、時に印象深かったアンプは、どんなアンプだったのでしょうか?

秋間 : MarshallのBluesbreaker Comboってあるじゃないですか。あれって12インチが2発ですよね。僕が見たのは ( ヴィンテージで ) ダイヤモンド型に10インチが4発入ったものだったんですよ。結構珍しいと思うんだけど、あのBluesbreakerは凄くいい音でしたね。たぶんヘッドの回路は同じだから、やっぱり12インチ2発と、10インチ4発の音の聴こえ方の違いだと思う。フェンダーで言うんだったら、例えばプロ・リヴァーブとスーパー・リヴァーブの違いみたいな。だから俺はやっぱり10インチ4発って言うのは、ギターと物凄くマッチするスピーカーの口径だなと思いますね。やっぱり2発だとちょっと足りない。逆に12インチ4発のキャビっていうのが今一般的じゃないですか。Marshallにしても何にしても。俺は、あれはローがトゥーマッチなイメージがあるんですよね。やっぱりHR/HM寄りなんじゃないかなと思います。

―ちょうどヴィンテージのお話が出ましたが、ヴィンテージ・マーシャルやフェンダー、VOXやハイワットの特徴についてお話頂けますでしょうか? もちろんモデル等、細かく見れば色々あると思いますが、ここでは大きな特徴としてはどんな風に感じてらっしゃいますか?

秋間 : 例えばフェンダーの古いツィード期のものがありますよね。あれはマーシャルとそんなに違わない。マーシャルがフェンダー・ベースマンを元に作ったんですが、ほぼまんまみたいなところがあります。ほんのちょっとしか違いが無い。で、それを頑なに守り続けてるのがマーシャル。フェンダーはホワイト・トーレックスとかのマイナー・チェンジを経て、ブラックフェイスがフェンダーとしての確立されたものかなと俺は思うんです。もちろんマーシャルもJCM900や2000になっちゃうとモダン過ぎちゃって、ずいぶん違ってますから。飽くまでも、それまでの1959とか、そういう4インプットの物に関しての話なんですけど。それでVOXはまたちょっと違いますね。VOXはちょっと独自の路線な感じがします。VOXの特徴というのはEL84という小さいパワー管を使ってるっていうところ。あれは大きな信号、大きな出力は出せないんだけど…例えて言うなら、他がトラックだとすると、軽トラみたいなもんだから。でも、それじゃないと出ない音色って言うのがあって、凄い繊細で、ハーモニクスとかがいっぱい含まれている。アコースティック・ギターで言うんだったら、凄く鳴りがいい感じっていうか、倍音が豊かって感じ。それで尚且つ、柔らかい音だったりする。AC30とかね。ハイワットに関しては、またちょっと違う。あれはマーシャルなんかとは全然違いますね。凄くロー・ミッドに特徴がある感じかな。

「アメリカ製のものっていうのは、所謂イメージするアメリカンな特徴がありますね。賑やかしい感じで、明るくて(笑)。」

―真空管のお話も出てきましたが、よくあるヨーロッパ製とアメリカ製とか、産地による真空管の違いを教えて頂きたいのですが

秋間 : 今はヨーロッパやアメリカが昔作ってたものは、ほぼ手に入らないんですよ。ロシアやスロヴァキア、中国、そういうところで作っているのは、区別が付き難いですよね。でも、昔のチューブで言うと、やっぱりアメリカン・チューブの6L6管とか。まあチューブだけではなく、パーツ全体にも言えることなんですけど。アメリカ製のものっていうのは、所謂イメージするアメリカンな特徴がありますね。賑やかしい感じで、明るくて(笑)。ヨーロッパの方は音がダークで太い感じ。ムラードの特徴とか、お国柄のイメージもありますよね。そのまま凄い反映してる感じがします。ドイツのものは直線的な感じだったり。日本はと言うと、凄く出来はいいんだけど無色(笑)。色がない(笑)。色々見てみると面白いですよ。

コンデンサーもパーツ一個一個そういう傾向がありますね。自作する人やモディファイする人が、スプラグのコンデンサー・オレンジドロップが良いとして、よくアンプに入ってたりしますよね? でも、あれはアメリカン・チューブには合うのかも知れないけど、ヨーロッパ産のアンプに入れるのは俺は違和感がありますね。だから一般的に良いとされるチューブやコンデンサーでも、アンプ自体との相性なんかがあるんじゃないかと思います。

―お話の最初の方で出ていましたスピーカーやエンクロージャーは僕も重要だと思うんですが、例えば、場合によってスピーカーを交換しなきゃいけないっていう時もあると思うんです。秋間さんなりの交換する時の拘っている点とか教えて頂けますでしょうか?

秋間 : アンプの状態は良くても、スピーカーが合っていないものを入れてると、その音の個性というか…スピーカーの影響は大きいんですよね。マーシャルにしてもスピーカーによっては、全然ヘッドの良さを発揮出来てなかったりとか。やっぱりヘッドに合っているスピーカーを入れないとダメだと思いますね。例えばJCM2000や900、800の場合は、グリーンバックやVintage 30に替えるだけでも別物の様にいい感じになりますよね。同じゲインの大きさでも、歪のキメの細かさが全然違うし、音の柔らかさも違う。知り合いでも「あそこのライヴハウスのマーシャルJCM2000が凄くいい音がする」って言ってて、実際に見に行くとごく普通のヘッドの場合が多い。ただ確認してみると、キャビネットが1960Vだったり、スピーカーがVintage30だったりして。それはパッと見じゃ分からないじゃないですか。みんなが”このヘッド最高”と言ってるのは、実は上じゃなくて下のスピーカーの違いだけだったりするんですよね。スピーカーはとにかく蔑ろにしないで色々と拘った方が良いと思いますね。純正で付いているものが良いかって言ったら、そうでもなかったりする場合もあって。もっとヘッドのポテンシャルを引き出せるスピーカーはいくらでもあるんですよ。ギターもピックアップを交換したりするじゃないですか。スピーカーは昔は凄く値段が高かったけど、今はだいぶ手頃な価格になっているから。ちょっとものが大きいから面倒だったりするけど、替えてみるのは価値があると思います。

「パーツのハンダ付けしてある面積が広いので、そういう面ではハンド・ワイアリングの方が圧倒的に強い」

―次はハンドメイドというキーワードでお話を伺います。秋間さんのアンプもハンドメイドで、ヴィンテージ・アンプと謂われるものもハンドメイドですよね。もちろん量産型にも良いものが多いですが、ハンドメイドの良さというか、その魅力というのはどうお考えでしょうか?

秋間 : 単純にプリント基板で作ると簡単で、一応同じパーツが乗ってたとしたら、そんなに大差が無いような感じはあるんだけど…理論的にはね。ただ、プリント基板っていうのは、その銅箔みたいなものが基盤にあって、そこを電気が走るわけじゃないですか。そこへパーツをハンダ付けしていくわけなんだけど…。俺が思うには、その銅箔っていうのはめちゃくちゃ薄くて、パーツ・トゥ・パーツ(ポイント・トゥ・ポイント)でやると、その配線が凄い太くなる。そこの違いが大きいんじゃないですかね。もちろん配線材でも音は変わりますけど。

電子って言っても、俺は何か水道管みたいなイメージがあって。ギターの音色は、電気信号って言うか電圧に変わっていくんだけど。思いっ切りアタックが”カンっ”て入った時に、アンプからは ( トランス/電源供給する部分から ) 電流が一気に弾いた瞬間にいっぱい必要になって。その時に”バンっ”と電気が流れてくれないと、アタックが表現出来ない。そうすると音色全体が変わっちゃうんですよ。シンセサイザーでもあるじゃないですか、アタック/リリースって。ああいった強弱の度合いに関わることだから、そのアタックが欲しい時に、ちゃんと電気が流れてくれないとダメ。水道管が太い方がアタックが欲しい時に”ドンっ”とくると思います。あと、細かなことを言うと耐久性。実際にアンプ・ヘッドって、キャビネットにしても、絶えず鳴らしている時って、細かい振動が出てるじゃないですか。プリント基板に対してパーツのハンダ付けしてある面積が広いので、そういう面ではハンド・ワイアリングの方が圧倒的に強い。



―たしかにヴィンテージ・アンプとか、何十年も前のものなのに未だに現役で使えて、時々ふとした瞬間に感動する時があるんですよ

秋間 : 例えばヴィンテージの60年代とか…60年代って言うと世間一般ではいわゆる骨董品じゃないですか。それが現役で使われてるって言うのはこの楽器業界しかなくて。現役でみんな平気で60年代のを使ってますよね。その頃って、まだテレビも真空管で、カラーテレビが出始めの頃ですよね。だから、そう考えてみたら、おっかなくて、そんな古いの使えないよねって言うのが一般的だろうけど。でもアンプの中をちゃんと見てみると、例えば去年発売されたアンプ…ハンド・ワイアリングは別としてね…そんなものよりも俺は全然信用出来る。60年代のものって一回良い状態にしてしまえば安泰だと思うんですよ。別にあんまり怖いことではなくて、ほぼ直せるし、真空管アンプだったら一回メンテしちゃえば逆に全然怖くない。今売られてるようなプリント基板のものとかは、作る時にコストを下げるので、専用パーツを多く使ってるんです。それは一般家電と同じ。7~8年したらパーツの保障が無い。そのパーツが無いと故障を直せなかったりしちゃう。だから今売られているものが、30年後に現役で使われているかって言ったら、それはちょっと疑問ですよね。その反面、60年代のものは、たぶん残ると思う。永遠に直せんるんで。

「真空管は。凄く音響的な素子だと思うんですよ。」

―近年ベース・アンプは大きく近代化したのに対して、ギターアンプだけは(種類が増えたにせよ)昔から真空管アンプが主流ですよね。秋間さんはチューブ・アンプのどんなところが人々を惹き付けているとお考えでしょうか?

秋間 : 例えば、アコースティック・ギターにしても、弦の音だけじゃなくて、ボディとか色々なところが共鳴してて、実音の上に倍音成分が一杯乗っかって、気持ち良い感じで出ているんですよ。それはアコースティック楽器全般に言えることだけど、エレキギターっていうのは、そもそもプラグからアウトされた部分には、ほぼ倍音が感じられない。当たり前のことだけど、エレキギターでの倍音の響きや味といったものは、アンプで作ってる部分が大きいんですよね。そのハーモニクス(倍音)が生まれることによって、始めて”あっ、カッコいい音”って感じになる。だから、エレキギターとチューブ・アンプっていうのは、二つで一つみたいな。そのチューブ・アンプがあってこそ、エレキギターのエレキギターらしさというものが引き出されているんだと思いますよ。

音を歪ませるっていうのも、とにかく倍音を増やすというイメージなんです。音色作りなんですよね。その時にクリーン・サウンドからクランチにしていく…倍音の心地良い音を作り出しているのも真空管だし。クリーン~クランチ~ハード・ディストーション、そこの流れを凄くスムーズにちゃんと出してくれるのは真空管しかないんです。トランジスタは、ある瞬間から”ビシッ”って歪んじゃう。ギターのヴォリュームを絞っても歪んだまま残っちゃってて…。歪んだ音が小っちゃく乗ってるって感じ。だから俺は本当に自分が満たされるのは真空管しかないかなと。その倍音にね。偶数時の倍音だとか奇数時の倍音だとか、倍音にも種類があって、心地良い感じっていうのと、ワイルドさっていうのか…その辺のバランスが上手く取れてると思うんですよね、真空管は。凄く音響的な素子だと思うんですよ。それが進歩してトランジスタやICという形にはなっているけど…電子的な部分では、置き換えがスムーズにいくものなのかもしれないけど…ただ音楽的に考えると全然それは進化ではない。音響的にも技術を進歩させることは間違いじゃないけど、今のところより良いものにはなってないんじゃないかな。便利なものになってるだけで。

―秋間さんは、これまで色々なサウンドを聴いてこられたと思うのですが、このサウンドはカッコよかった!!というオススメのサウンドがありましたら教えて頂けますでしょうか? 例えば造詣の深いTレックスとかでも良いのですが

秋間 : そうですね。俺がTレックスのことを語っちゃうと、凄くマニアックな方向にいっちゃうんで…(笑)。でも、ストラトキャスターのセンター・ピックアップの音で言うと、野音で演ったキャロルのラスト・ライヴでの内海さんの音!! あれはフェイヴァリットですね。いや~相当カッコ良いですよ!! 今聴いても全然カッコ良いし。アンプはAmpeg V4。あれは凄くイイです!! あんまり歪んでないのに音が凄く伸びてて。

―それでは最後の質問ですが、秋間さんにとってアンプとは?

秋間 : いや~結構、俺にとってはギターよりも大事なものですね。曲を作ったり、バンドをしてるのも、伝えたいメッセージはあるけど、それを表現するための場ではないんですよ。とにかくエレキギターのサウンドがカッコ良くて、それを鳴らすために曲を書く。そういった感じなんですよ(笑)。だからアンプはエレキギターの音を再生してくれる単なる道具のひとつじゃ無いって感じ。かなりウェイトが高くて、アンプがあるから曲を作るし、バンドも演るみたいな…普通とは逆な感じですよね(笑)。

―今日は希少なお話の数々、有難うございました

秋間 : こちらこそ有難うございました。

Photo : Kumi Noro




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