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King of the Flat Topの異名を持つJ-200・SJ-200の魅力に迫る! vol2

アコースティックギター  
2020年9月28日

まずは現在大変希少となっている戦前モデル ( 〜1942 )に注目して見ましょう。






Super Jumboの誕生は1937年まで遡ります。映画俳優・歌手のRay Whitley (レイ・ウィットリー)*の持ち込み企画(オーダー)に始まります。ギターのみならず、プロモーションまで念頭に企画したとか。ちなみにボディーシェイプについては、最高峰モデルL-5を基にしたとも言われております。

ショーモデル的な要素だったSuper Jumboが製品として出荷されたのが1938年。当初ボディーサイズは16 7/8 インチでしたが、翌年には17インチへ変更されます。1939年には、当時の販売価格を入れたSuper Jumbo 200という名称へ。

所謂戦前モデルは現在の仕様と異なります。ボディー材は、サイド・バックローズウッドを使用。また戦前モデルの中でも仕様変更があり、当初指板ブリッジエボニーを使用してましたが、1941年頃よりローズウッドへ変更されます。また内部のブレーシングは当初ダブルXブレイシング(サウンドホールの上下にXブレーシングを配置)でしたが、1942年シングルXブレイシングへ仕様変更されています。


現在の仕様とは大きく異るサイド/バック













ネックはメイプル2ピースが主。





こちらは1940年製の為、指板はエボニー仕様。





また初期モデルにのみ搭載されている一際ユニークな仕様がブリッジサドル。他で見ることが出来ない高さ調整が可能なベアリング式となっております。この仕様は1940年代に入るとストレートなサドルへと仕様変更されます。

一際ユニークなブリッジ。( 1940年製のエボニー仕様 )。





ピックガードも一際ゴージャスですね。特別なギターである事が分かります。





ヘッドとボディーエンドにストラップを留めるオリジナル金具。










ちなみに1940年製の個体で見てみるとトップ板の厚みは約3.3mm程。ブリッジ側のXブレーシングの位置は約24mmと浅めです。ちなみにボディー厚11.5mm程でした。


この絢爛豪華なSuper Jumboは、戦争の影響を受けることになります。1942年頃に一旦製造が中止されます。生産本数 (戦前モデル)100本弱とも言われており、現在では現存する個体が極端に少ないギターとなっています。

この製造中止から数年、1947〜48年頃に製造を再開する事となります。この続きは次号にて♪


*Ray Whitley (レイ・ウィットリー) についてはVol巻末に記載。


☆番外編☆






SJ-200の誕生から2年後の1939年に発表されたSJ-100。

豪華絢爛なSJ-200に対して、装飾などシンプルにしたモデルとして登場。
SJ-200同様に戦争の影響を受けた為、1941年頃に製造中止したと言われています。
総生産本数は177本とも言われ、現在ではSJ-200と共に希少な逸品となっています。

SJ-100は、SJ-200と大きく使用が異なります。

ボディー材としてサイド/バックにマホガニーを使用。
















また指板のインレイも大きく異なりドットポジションを採用。






ボディーバインディングやファイヤーストライプピックガードなど、シンプルながら目を引くデザインとなっています。






こちらは最終生産年となる1941年製の個体となります。
ブレーシングはSJ-200と異なりシングルXブレーシング仕様。
トップ板の厚みは、おおよそ3.3mmでSJ-200と同じでした。
ちなみにXブレーシングの位置は1940SJ-200と比べて深めのおおよそ31.7mm位の位置に、ボディー厚は約11.6mm程ありました。

デモ演奏を収録しましたので是非ご覧くださいませ。





Gibson J-200のご相談は担当トサまで
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